パソコンで作業をするまに欠かせないアイテムのひとつに、適当な大きなのデクスが挙げられます。
別荘など自宅以外でのリモートワークの場合、ノートパソコンやタブレット端末をちゃぶ台のようなローテーブルに置いての作業も少なくはありませんが、やはり業務効率を考えればそれなりの高さと広さを兼ね備えた、専用のデクスがあるとうれしいものです。
今回、天板が90センチ✕60センチとワークスペースを広く取ることができ、しかも価格的に手頃な「HMP-13WH」という型番のデスクを通販で購入し、組み立てにチャレンジしてみました。
所要時間は60分といったところですが、私の経験がお役に立てれば幸いです。
デスク組み立ての手順(写真)
まずは内容物を確認しよう
梱包をほどいて内容物を取り出します。
まずは「取扱説明書」があることを確認し、ついで天板や側板などのパーツ、ネジ・ボルト・ナットなどの小物類、その他の付属品といった内容物がたしかに存在することを確認します。
「HMP-13WH」であれば次のようなものがあります。
ボンド 木ダボ×6 ネジ✕10 カムロック✕6 ネジ隠しシール✕6 カムロック受け✕6
さらにドライバーやハンマーといった工具は同梱されていませんので、必要な工具は自分で用意しなければなりません。
このうちハンマーはダボを固定するのに必要なアイテムですが、すんなりダボ穴に入れば必要ないかもしれません。
またデスクそのものが大きいため、作業スペースもかなり広く取る必要があります。床を傷つけないよう、カーペットやダンボールを敷いて準備します。
ダボを取り付けて固定する
本体の6か所に木のダボを取り付けます。
あらかじめ本体のほうにダボ穴が開いていますので、付属の木工用ボンドをつけてダボ穴にはまるように入れて、その上でハンマーでたたいて固定します。
カムロック受けを取り付ける
見た目が丸い金属の部材であるカムロック受けを取り付けます。
本体にあらかじめカムロック受けが入るべき丸穴が開いていますので、そこにはめるだけです。
ただし、この部品は表面に十字の溝が張ってあり、内部は空洞です。この空洞部分にカムロック(ネジ)がぴったりと入るように、あらかじめ十字の4方向の溝のうち、矢印型になっている1方向を上に向けておきます。
貫や幕板の取り付け
部材のうち、左右の側板をつなぐ横方向のちいさな部材である貫や幕板を取り付けます。
これらは外側から内側に向かってネジで止めて固定しますので、ドライバーが必要となります。
カムロック(ネジ)の取り付け
カムロック(ネジ)を側板上部に取り付けます。
カムロック(ネジ)は側板と垂直になるように、あらかじめ開けられている本体の穴にねじ込みます。
カムロックを締める
カムロック(ネジ)をカムロック受けの空洞部分に差し込み、十字の溝に当てたドライバーを時計回り(右向き)に180度、またはその手前くらいまで回して固定します。
これで側板と天板がカムロックによりつながり、デスクが完成しました!
デスクを組み立ててみて(感想)
デスクの組み立てに当たっては説明書が用意されていますので、手順そのものはある程度理解できましたが、物が大きいのでけっこうな作業スペースが必要だと感じました。
また、組み立ての途中では左右の側板と天板がまだ固定されていないため、バランスをうまく取りながらネジを回すなどの作業は、ちょっとだけ苦労しました。
カムロックによる固定も、今では大型の組み立て家具の定番になりつつありますが、しくみを知らないとしっかり固定できなかったりすので、ここは注意が必要な点だと思います。
図のようにカムロック受け表面の十字の溝は1か所だけ長く、矢印のようになっていますので、最初はこの方向をカムロックネジに向けて、しっかりネジが差し込まれるようにするのがコツです。